まつ/第四章




摺上原で新鮮な野菜を手に入れた
まつと利家は、
次に、七つの海を渡り泳ぐという
カジキマグロの王者を求め、
長曾我部元親が陣を張る厳島へと
向かったのであった。


まつ 「お魚を食べると、頭が良くなると聞きまする」



厳島奪還戦
前田利家 それがし、カジキマグロは大好きだー!!
まつ 犬千代様、この海は長曾我部殿のお庭…
まずは御挨拶にうかがうのが礼儀かと
長曾我部元親 はっは!ずいぶんとできた嫁さんだな
おい野郎共、丁重におもてなししとけよ
前田利家 まつ、それがし早くマグロをつかませたい
まつ ふふ…今日は絶好の釣り日和にござりまする



長曾我部元親戦
長曾我部元親 あんたら、釣りに来たんだろ?
はっは!いいぜ、好きにしろよ
まつ まあ…!太っ腹にござりまする!
ついでに船もお貸しくださいませ!
長曾我部元親 そうだな…俺に勝ったら貸してやるぜ
長曾我部元親 その代わりと言っちゃあ何だがな…
部下共に うまい飯を振舞っちゃくれねえか?
まつ ふふ…お安い御用にござりまする
長曾我部元親 へっ…皆あったかい飯に飢えててな
長曾我部元親 気が向いたら、いつでも釣りに来いよ
腹ぺこのあんたにゃ大漁旗を貸してやるぜ
前田利家 ううう…そなたはいいやつだ
長曾我部元親 究極の食材ってのは、南蛮野菜のことだろ?
まつ 南蛮野菜!?それは一体!?
長曾我部元親 おっと、やっぱ田舎もんは知らねえか?





まつ/最終章





長曾我部元親より得た
南蛮人が持ち込んだという
珍野菜の情報…
それは、究極料理を完成させるための
輝かしい光明であった。
まつと利家は、カジキマグロを釣り上げた
その足で、南蛮人の住む城へと
向かったのであった。



サンデー毛利戦
ザビー 戦略情報部隊長、タクティシャン・サンデー!
その愚かモノ共をヒットラエルのデス!
毛利元就 我こそが戦略情報部隊長サンデー…
そなたら、観念して大人しく捕らえられよ
前田利家 も、毛利殿ー!?
前田利家 毛利殿、なぜこんなところに!?
毛利元就 それはこれこれこう…故に愛の存在を…
前田利家 ふむふむ…なるほど…
まつ 毛利殿が…目を疑いまする!
前田利家 しかも幹部だ…すごいな!
毛利元就 さあ、その野菜を返さぬか!
まつ なりませぬ!栄養満点にござりますれば!
毛利元就 夫婦共々、野菜畑の肥やしになるがよい

毛利元就 そろそろ終いの頃合よ
ザビー教団戦略情報部隊長サンデー、参る!
前田利家 なんかすごいな…


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