豊臣秀吉/第三章




姉川、賊ヶ岳を支配下に置いた豊臣軍の
勢力は次第に拡大しつつあった。
次に、豊臣の軍事力を揺ぎ無いものとする
必要があると考えた秀吉は、
高度な兵器製造技術を求め、
長曾我部元親の治める四国の地に
攻め入ったのであった。


竹中半兵衛 「秀吉、あの兵器は君が持つにこそ相応しいよ。」



四国戦
長曾我部元親 俺の庭に土足で踏み込むとはいい度胸だな
おい野郎ども!豊臣を歓迎してやんな!
竹中半兵衛 さて…どうする、秀吉?
豊臣秀吉 聞くまでもない、前進あるのみよ!
長曾我部元親 俺と張ろうってのか?この田舎もんが!
長曾我部元親 田舎の猿は人を笑わせるのが得意、か?
さぁ、どんな芸を見せてくれるってんだ?
豊臣秀吉 ハハハ!生ぬるい減らず口よ!



仁王車
豊臣秀吉 玩具に頼った力で、我を倒せると思うな!
竹中半兵衛 元親君、君が見ている世界はとても狭い…
もう少し視野を広げることをお勧めするよ



木騎登場
長曾我部元親 野郎ども、進め!地の利は俺らのもんだ!
豊臣秀吉 地の利に頼ったところで、我には勝てぬ!
長曾我部元親 堅てえ頭もちっとは柔らかくしたらどうだい?
使い勝手のいいモンは取り入れるべきだぜ
豊臣秀吉 面白い!半兵衛、我が軍の兵器として頂くぞ
竹中半兵衛 了解した、秀吉!



長曾我部元親戦
長曾我部元親 豊臣の猿ってのはお前のことか…
うわさ以上にでかいが、見かけ倒しかい?
豊臣秀吉 お前がこの島の鬼か…小さき島に似合いの鬼よ

豊臣秀吉 ハハハ!そんなもの、我が前には無力よ!
豊臣秀吉 小さき器に水を注いでも、水は溢れるばかり
長曾我部、お前のためにある言葉よ
長曾我部元親 アァン?何を言ってるのか分からねえなあ
おい猿!人間様にも分かる言葉を喋りやがれ!
豊臣秀吉 口先だけの道化師が…
せめて派手に死なせてやるわ!
長曾我部元親 はっは!威勢だけじゃ俺には勝てねえぜ
豊臣秀吉 喜べ、ここでお前は終わるのだ
広き世界で恥をかかずにすむぞ





豊臣秀吉/第四章





長曾我部より兵器製造技術を手に入れた
秀吉が次に狙いをつけたのは、
毛利元就の持つ水軍であった。
秀吉は最強の水軍を自軍に取り入れるべく、
高松城に攻め入ったのであった。


竹中半兵衛 「秀吉、水軍を手に入れれば軍はもっと強くなるよ」
豊臣秀吉 「強い…か、良い響きよ」



高松城
竹中半兵衛 これだけの水軍…
毛利に持たせておくのはもったいないよ
豊臣秀吉 うむ…我も水軍が必要だと思っていた所だ
豊臣秀吉 目にもの見せてやろう!皆乗り込め!
竹中半兵衛 元就君、君なら分かるだろう
君よりも秀吉の方が水軍を有効に使える
毛利元就 愚かな…貴様の思惑通りにはゆかぬ


毛利元就 ただ力任せの攻撃とは笑わせる…
野蛮さが我が智略に勝るとでも思うてか!
豊臣秀吉 力に敗れる策など智略とは言わぬぞ、毛利
豊臣秀吉 お前に教えやろう…我の時代の創り方を!
毛利元就 貴様から得ることなど、何一つない
竹中半兵衛 己の策に溺れるか…開いた穴は大きかったね
毛利元就 フン…血迷ったか、我が策に穴などないわ



毛利元就戦
毛利元就 来たか豊臣!計算通りよ!
豊臣秀吉 黙って水軍を渡せ…命だけは助けてやるぞ
豊臣秀吉 お前は兵の扱い方を知らぬようだな
毛利元就 兵など所詮捨て駒よ!
豊臣秀吉 だからお前は勝てぬのだ!
兵は鍛えるもの、我が軍兵を見よ!
毛利元就 猿に水軍は扱えぬ、即刻手を退くがよい
竹中半兵衛 毛利…!貴様…ッ!今の言葉を忘れるな!
貴様の死を決定付ける言葉になったのだ!


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